民藝への旅。

日々、意味>新 2016.03.20 加藤 孝司

高岡の町には近代になって建てられた建物が数多くの残る。それもその意匠から町民の暮らしが生き生きと感じられるなんとも心地のよい佇まいだ。東京の下町などでも時折見かける「銅板建築」や、左官の職人の腕が光る装飾をファサードにもった西洋の様式を模した建築と日本の伝統的な建築、屋号を記した文字にも職人の確かな腕をかいま見ることができる。それは高岡がその400年の歴史の中で町民文化が連綿と受け継がれてきた街であることをあらわしているかのようだ。

加藤 孝司
加藤 孝司
加藤孝司/かとう たかし
デザインジャーナリスト。東京は浅草生まれ。デザイン、クラフト、アートなどを横断的に探求、執筆。雑誌やウェブなどへの寄稿をはじめ、2005年よりはじめたweblog『FORM_story of design』では、デザイン、建築、映画や哲学など、独自の視点から幅広く論考中。休日は愛猫ジャスパーと過ごすことを楽しみとしている。

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