ブラウン BRAUNの旅行用目覚まし時計。

日々、意味>新 2017.07.06 加藤 孝司

今日のデザイン

10年くらい前に買ったブラウン社の目覚まし時計。何度か家人の旅行のお供に海外にもでかけた。
購入したのは千駄ヶ谷のショップ「Playmountain」。
当時、このタイプはカラーが黒とホワイトがあって、その頃Playmountainの店長だった杉山さんのおすすめもあって、僕は白を購入。ホワイトのタイプはまもなく廃盤(その後再発)とのことで、いま思い返しても良いお買い物でした。

BRAUNの製品はパッケージが素晴らしいことでも知られている。この目覚まし時計のパッケージは、味けない型押しのプラスチックカバーに厚紙ののり付けだったので、保証書の部分を残して、開封と同時に捨ててしまった。

ブラウンのデザイナーでもあったディーター・ラムスの『デザインの10原則』。いま、僕の手元には2005年にAXIS galleryで行なわれた展覧会「ブラウン – 形を超えたデザイン」のカタログがある。
この時計は、ディーター・ラムスが言うところの、その10のデザインの原則のなかのひとつ、「良いデザインは、誠実である」にぴったりとあてはまると僕は思っている。その原則にしたがえば、時計でありながら針が動いていようが、いまいがそのデザインが僕の心をみたしてくれる限りにおいて、そんなことは関係がない。

3年ほど前から電池を新品に交換しても、針が動かなくなった。
ここ最近、セットもしていないのに、アラームが突然聞こえるか聞こえないかの小さな音で鳴るときがある。何かをひかえめに知らせようとしているかのようだ。今はデスクのオブジェになっているけど、いつか時計屋さんに修理に出してきちんと使いたい。