最近のネピア

日々、意味>新 2017.10.26 野本 哲平

みなさんも、ティシュペーパーの選択には常に頭を悩ませているのではないでしょうか?
近年のティシュペーパー市場を考えてみると、まず、”カシミヤ” や ”保湿”などの、プレミアムなキーワードが商品名に入った今までよりもワンランク上のプレミアムティシュペーパー市場が拡大している感じを経験的に感じる。柔らかくて、保湿タイプで、何度も鼻をかむ必要がある状況下においては、肌に優しい高級品だ。
また、比較的新たな市場としては、外箱のない、できるだけ無駄な包装を排した、リフィルタイプのティシュペーパーだ。こちらは、無駄なゴミが減り環境への負荷も減る。リフィルタイプのものをペーパーの束のまま使ったり、リフィルパッケージのまま使ったりしてる人も多いと思う。
そして、リフィルタイプのティシュペーパーにリンクしてくるティシュスタイルが、ソフトな素材を用いたティシュカバーや、ハードな素材を用いたティシュボックス、カバーやボックスというより、ペーパーの束と、人との間をとりもつ何かしらの役割を提供するタイプなどがある。

例えば「ハードなタイプは清潔で見た目はいいがティシュを放り投げられない」や「子どもが多くて高級品にはなかなか手が出せない」などの意見のように、現状どのタイプのティシュ製品も一長一短である。
本来全ての人が全てのティシュのタイプを試し、自分に最適なティシュライフを選択するのが理想だと思うのだが、流通、入手のしやすさ、値段、日々の忙しい生活、、なかなかティシュのためにそこまでコストを避けないのが多くの人の現状ではないだろうか?
そこで、僕が今回オススメするティシュペーパーは王子ネピア株式会社からリリースされている、最近のネピアプレミアムソフト360枚(180組)です。
グラフィック面では、人がティシュに期待するティシュらしさを保ちつつ、柄を排して無地にすればいい的な安易なフォロワー姿勢には陥らず、常に第一線を走ってきた伝統的なネピアブランドの誇りを提示しつつも、よりシンプルにアップデート。クラシックとフレッシュネスが共存する品のあるパステルカラーの5色セットで、シーンに合わせて色を使い分けたり、同じ場所で使用する場合はティシュの移り変わりを視覚的に感じたり、ありがたい。
極限までにイヤなところがなく、リーズナブルで、これぞ大衆的ティシュのあるべき姿だと、自信を持ってオススメしたい。
野本 哲平
野本 哲平
デザイナー。小2の時にファンタの蓋を背負ったエディットヤドカリに遭遇し衝撃を受ける。建築的な思考を軸にラジカセから木工、衣服から都市に至るまで生活への興味は縫い目無しに幅広い。2011年に現代民具のレーベル「民具木平」を開始。モノ・空間・建築系の仕事を生業とする傍ら、日々リサーチ活動に励む。illustration : Takeshi Tomoda

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