日々、意味>新 2018.03.31 水島 七恵

東京は桜が満開となりました。今週末、お花見を楽しんだ人もきっと多いですよね。桜の木の下にレジャーシートを敷いて、ピクニックスタイルで友人知人、家族と一緒にお酒を飲んだり、食事をしたり、この時期ならではの風景が東京のあちこちで見かけました。海外でも例えばアメリカやシンガポールの桜も有名ですが、屋外の飲酒は法律上禁止されています。つまり、桜を眺めながらお酒を楽しむ文化は、世界中を眺めてみても、日本が唯一と言ってもいいほど独自の文化のようです。そんな桜ですが、私自身は自らお花見に出かけるよりも、思わず目撃する桜にハッとさせられることの方が多く、まさに写真は、先日取材で足を運んだ東京ミッドタウンのデザインハブから眺めた風景です。

都市の営みと桜、悪くないなあと、その風景を見つめながら感じ入ってしまいました。と同時に、スクラップ&ビルド、新陳代謝の激しい東京。いつまでたっても未完のこの街はいつ完成するのだろう?とも。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの頃には、ひとつの回答が見られるのでしょうか。いや、永遠に未完かもしれない。不安とワクワクが入り乱れつつ、まずは自分の足元を確かなものにしたいとささやかながら思う、今日この頃です。
 

 


 

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水島 七恵
水島 七恵
編集者。新潟生まれ。人の営みから生まれる文化全般を思考領域としながら、企画とディレクション、執筆を行う。現在、雑誌「リンネル」(毎月20日発売)にて、新作シネマレビューを担当中。この仕事につく原点は、音楽。最近目覚めたことは、筋トレ。私にとって編集とは、世界の見かたを増やす手段だと思っています。主な仕事については、下記HPまたはinstagram(@nanae0712)でときどきお知らせしています。

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