裏側の秘密
森永の小さな革新

日々、意味>新 2018.08.13 橋本 司

今ほどゴミの分別が徹底されてなかった頃「濡れたままのものを燃やすにはまず水分を飛ばし切る必要があるから、その分余計にゴミ焼却のエネルギーが必要になる」と知って、それからというもの蓋の裏についたヨーグルトもせっせと意識して食べるようになりました(ほんとはその前から食べてたんですけどね)。

 

それを「貧乏くさっ」といじられて「いや、これはね…」と言い訳くさく弁解したりしてたなぁ、なんてことを思い出したのはこないだ食べたヨーグルトの蓋の裏にまったくヨーグルトがついてなかったからです。

 

昔はあんなについてたのに「生産からここまでまったく蓋につくことなくやってきたのか?まさかなぁ」と蓋裏にヨーグルトをスプーンでタラ〜ッとこぼしてみるとあら不思議。まったくくっつかずに滑り落ちるじゃありませんか。いつからこうだったのかわからないけど、進化していってるんですねー。と思って、他のヨーグルトの蓋をめくると、あれ?くっついてる。。

ということで、ネットで調べてみました。

 

森永乳業東洋アルミニウムによって開発された「TOYAL LOTUS(R)」という素材である
・なので、森永のヨーグルトにだけ使用されている
・目に見えないほど細かな凹凸が無数にある素材で、撥水性能がある
・お客さんからの意見を取り入れ、蓋に採用されたのは2011年10月から

 

こんな感じみたいです。だいぶ前からでしたね・苦笑。

 

この技術、シャンプーや洗剤の容器にも流用できたらいいのになぁ。ジャムの瓶もいい。炊飯器の内釜とかも良さそう。どれくらい高度な技術なのかわかりませんけど、こういう気付かないくらい小さなところに活かされてブラッシュアップされるのはいいですね。他にもいろんなところで活躍できそうですしね。起きなくていい摩擦は、ないに限ります。