つくること、考えることNPWの学校 古本浩氏インタビュー
広島の古本浩くんが行う、革作家曽田耕さんが考案したNPW=
均等に穴の開けられた革の端材を金槌を使いカシメ、 カバンをつくるワークショップ。 革は革製品をつくる際に出る端材を用いる。 いわば捨てられる運命にある、 形を色も大きさも異なる革に光を当てて、 新たな価値をつくること。捨てられるもの、 ワークショップの他の参加者が選ばなかったものが、 世界にひとつしかない自分だけの大切なカバンの材料になる。
今回はそのNPWの学校を主催する古本浩くんに、 ワークショップを始めた経緯から、 そこに込められた問題意識や目指すものなど、じっくりと聞いた。
古本浩 ふるもとひろし
NPWの学校 選任講師
1974年生まれ。広島在住。 2003年にセレクトショップfooを広島市内にオープン。 2014年8月にfooで開催したワークショップ「 NPW365をつくってみる」をきっかけに曽田耕氏よりNPWの 学校講師として推薦任命。現在、ワークショップを軸に活動中。