売れたら、ざっくりする

日々、意味>新 2019.01.25 橋本 司

小さい頃におばあちゃんちにいることが多かったからか、子どもに似合わないものが好きだとよく言われました。小学生の時ファミレスに行ってもハンバーグやカレーには目もくれず、魚の塩焼きとお茶漬けなんかを頼んでいたわけです。同じ感じで甘酒も小さい頃からずっと好きで冬になるとよく飲んでたんですけど、同年代から「甘酒おいしいよね」で同意を得られることはそりゃまぁ稀でした。

 

それから25年くらい経って、ここ数年で甘酒がにわかに人気になってきて、甘酒好きも増えた気がします。お店でも売られているところもよく見るようになったし、商品の種類も増えた。そして、通年で買いやすくなった。田舎でスーパーも小さかったせいもあってか、昔は夏場に甘酒を見かけることなんてほぼなかったことを思うといい時代になったもんです。ただ、喜んでばかりもいられません。

 

甘酒が流行ったのは健康食品として注目されたからという面が大きかったと思うんですけど、今市販されてるものは砂糖が大量に加えられてるものが多い。他にもいろいろ入ってることもあるけど、砂糖が入ってる場合はほぼ原材料の1番はじめに砂糖が書かれてる。つまり、原料の中で割合が1番多い。そんなことをしなくても十分甘くておいしいと思うんですけどね。効率理由なのか、よりわかりやすい味にするためなのかわかりませんが「飲む点滴」と言われる甘酒もこれじゃあ本末転倒ですよ。往往にして、人気が出ると、なんというか、そういうざっくりしたものが出てくるんですよねぇ。マーケットが大きくなって活性化するのはいいんですけど。明太子のふくやよろしく、独占しないことで明太子が文化になったりね。このあたりのことは明るくないし、だいぶざっくりしたままですけど、終わりたいと思います。

 

おわり

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