中動態を知っていますか?

日々、意味>新 2019.03.08 水島 七恵

物書きの仕事をしているにも関わらず、私はあまり本を読まない人間だった。けれどここ数年、分野はかなり偏りがあるものの、本を読むように。紙に触れる、ページをめくる、心に刺さった言葉には蛍光ペンで線を引くといった、本と向き合うことで発生する身体性が心地よい。それはデジタルでは手に入らないものだから。

そんな私が最近読み出したのは、哲学者・國分功一郎さんの著書「中動態の世界 意思と責任の考古学」。

「する=能動態」、「される=受動態」の外側の世界=中動態への旅。捉えていた世界が変わるような感覚とともに、読み手になかなかの負荷をかけてくる國分さんの言葉は、思考のトレーニングにもなる。おすすめです。とともに、発行元は医学書院の「シリーズ ケアをひらく」からですが、この「シリーズ ケアをひらく」の書籍もまた、どれも重厚で気になるテーマが盛りだくさんです。

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