民具木平の壮年中年食生活 第一回 亜麻仁油塩納豆

日々、意味>新 2019.07.20 野本 哲平
気づけば、よはひ四十を目前に控えた中年(壮年とも)へと成り下がり、心はまだまだ安定して2002年で止まったままなのであるが、体の方は年相応に変化をしているようだ。
色々と思うところもあり、多少食生活でも見直そうかなと思う気分の令和元年の夏、自分用のアーカイヴと、野球チームがひとチーム作れるか作れないかの人数はいるであろうこのダイアリーの読者の皆様の健康に多少でも貢献できればと、いくつかのオススメのフードを不定期に記しておこうかと思う。

第一回は日本人の食事の基本、発酵食品の斬り込み隊長、納豆である。
今回わたしがおすすめする納豆の食べ方は、亜麻仁油塩納豆だ。
わたしはもし納豆が苦手な人がいるのであれば無理して食べないでもいいと思っている。食べ物は無駄にしてほしくはない。その場合第二回以降を参考にしてほしい。

選ぶ納豆はなんでもいい。ショップで40〜50gのものが3パックとかで100円くらいで売ってる好みの納豆を、器に1〜2パック程度ボムする。(納豆メーカーさんや、もやしメーカーさん、こんにゃくや豆腐屋さんなどは、もし今の値付けでは厳しいよっていう状況を抱えていたりするのであれば、もっと値段を上げてもらっても良いと思う。そしてこの先の未来にも、気の遠くなるような長い歴史でしか獲得できない食文化に誇りを持ち、ずっと続けてほしい。価格競争には別れを告げ、いかに未来へ存続できるかどうかを考えた商品づくり、価格設定を行うべきだと願う。)
亜麻仁油をティースプーン一杯程度適量かけて混ぜる。亜麻仁油なしの場合と比べると滑りが出るのでネバネバが少ない気もする。
塩を適宜ふりかけて味を調整すれば完成だ。ここでは、北米もしくは、アルプスの山々で採取される岩塩などがおすすめだ。味が丸くなると思う。
より原理主義的に楽しみたい人は塩はかけなくてもいいと思う。納豆本来の味と、亜麻仁油のコクをより感じれること請け合いだ。

健康サイトではないので、このシリーズではあえて効能は書かないでもいいだろう。
最近はwebニュースなどでも、箇条書きで要点のみを読むような、賽銭箱に百円玉投げたら釣り銭出てくる人生がいいと両手を合わせ願う(©️長渕剛さん)ような世の中の風潮があるが、食生活はそんなに甘いものじゃない。
やってみた人だけ実感する、それでいいじゃないか。

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