お坊さんは気が利いてる?
知人のお坊さんからいただいたカレンダー。昔だったら興味を示せなかった気がするけど、今見てみるとなかなかどうして悪くない。まず絵が記号的でちょっとかわいい。それと題字が控えめかつちょっとユーモアがある。そこが強すぎると絵がどうこうの話じゃなくなってしまうけど、字体もサイズもガッと前に出てないからうるさくなくていいです。あとは題字の説明を読むとやっぱりいいこと言ってるんですよね・笑。こんな風に思えるようになったのは自分が歳をとったせいなのか、はたまた絵柄の変化によるものなのか。どちらにしろ、楽しめるものが増えるのはいいことです。
あと、このカレンダーの気の利いてるところは絵の部分だけマスキングくらいの弱い粘着力で貼られてて、簡単にペリッと剥がせるようになってるんですよね。だから、気に入ったものがあったら年が変わっても持っておける。いろんなカレンダーを知ってるわけじゃないからこういうギミックは珍しくないのかもしれないけど、そうじゃないならいいアイデアですね。
最近のお寺は音楽イベントをやったり、フリマの会場になったりといい意味でくだけてて、子どもの頃に抱いてたイメージよりずいぶん柔軟で多様化してきてるように思える。変えつつ、残していくのはやっぱり何においても必要なんでしょうね。