猫も気になるスツール

日々、意味>新 2017.12.09 加藤 孝司

最近気に入って使っているのが日本の若手デザイナー、岩元航大くんがデザインしたふたつのスツール。工業的でありながら、工芸的でもあり、屋内でも屋外でも使えそうなプロダクトだ。金属のパイプ素材という極めて20世紀的な素材を使いながら、現代日本のインテリアや白物家電とも相性がいい。スツールは背もたれのついた椅子やソファと違って、ちょこっと座れるのに適していて、場所もとらず気楽に座れるところが気に入っている。部屋の中を見渡しても、我が家にはジャスパー・モリソンがデザインしたスツールがふたつ、マックス・ビル、イルマリ・タピオヴァーラ、アアルト、岩元航大くんのデザインした「BENT STOOL」がハイスツールも入れてふたつ、小さな部屋の中に7つもある。置く場所はリビング、ダイニング、寝室、キッチン、洗面所とさまざまだが、愛猫の行く先々でちょこっと腰掛けることができるのでスツールはいくつあっても重宝する。買いやすい価格で、かたちもそのどれもがシンプルでありながら、彫刻的な佇まいがあり心地よくセンスよくまとめてくれているので満足している。

 

岩元航大くんがデザインした「BENT STOOL

加藤 孝司
加藤 孝司
加藤孝司/かとう たかし
デザインジャーナリスト。東京は浅草生まれ。デザイン、クラフト、アートなどを横断的に探求、執筆。雑誌やウェブなどへの寄稿をはじめ、2005年よりはじめたweblog『FORM_story of design』では、デザイン、建築、映画や哲学など、独自の視点から幅広く論考中。休日は愛猫ジャスパーと過ごすことを楽しみとしている。

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