Plaubel Makina 67のカメラカバー

日々、意味>新 2019.09.20 加藤 孝司

最近仕事でもプライベートでも愛用しているカメラはプラウベルマキナ67という、一本のフィルムで10枚の写真しか撮れないブローニーフィルムを使用した1979年に登場した、ミディアムフォーマット(中版)の蛇腹式の古いフィルムカメラです。当時ドイツのプラウベルという会社を日本のカメラ販売店カメラのドイが買収してつくった、ドイツの遺伝子を持つ純日本製のカメラだそうです。

中古で買ったマキナにはレンズカバーが付いていなかったので、友人のデザイナー倉橋孝明くんのブランド「41世紀」でカメラカバーを作ってもらいました。素材には彼が定番で作っているリュックと同じ素材を選びました。

マキナ67用には販売当時純正のレザーカバーが何種類かあって、それはコンディションが悪いにも関わらず中古カメラ市場では2万円くらいで売られています(ホントに売れているのかどうかはわかりませんが)。

それをメールなどでやり取りをしながら、あえてカジュアルなナイロン素材を使い、体にあたっても痛くないようにちょっとふんわりと、専用レンズフードを装着しても入る大きさに作ってもらいました。カバーを落とさないようにカメラのストラップとカバーをつなぐリングも付けてもらったところがポイントです。

写真に2台のマキナが写っているのは続けて2台購入したからです。同じ機種のカメラを2台使うのは、個体差など、よりこのカメラの個性を知るためには良かったと思います。2台買い、特に古い中古品を買う時はおすすめです。

ともかく倉ちゃんナイスなデザインをどうもありがとう。