これからよろしくね、 SIGMA dp3 Quattro

日々、意味>新 2019.05.10 水島 七恵

仕事で必要に迫られて、カメラを購入しました。

仕事とはいえ、私はプロのカメラマンではない(なれない)という前提が、カメラ選びを悩ませました。一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式を使いこなせる自信もなく、かといってスナップ写真を撮るに最適なコンパクトカメラでは、自分自身でOKを出せる仕事のクオリティは保てない…。中途半端な自分の立ち位置がそのままカメラ選びに反映され、右往左往しましたが、最終的に今、自分の手元にあるカメラは、SIGMA dp3 Quattroです。

このカメラ、はっきり言って私のような中途半端な人間には親切なカメラではありません。。シャッターを切ればある一定のクオリティを担保できる機能性を確保した昨今のデジタルカメラが多いなか、dp3 Quattroは毎回シャッターを切る度に、ハラハラドキドキします。。SIGMAの企業ロゴがかっこいい、カメラの佇まいがかっこいいなど、デザインに惚れてしまった私を大いに突き放すような仕草を見せるdp3 Quattroですが、めげずに食らいついていくと、10枚のうち2、3枚はハッと目が覚めるような色気のある写真が撮れるのです。世界ってこんなに豊かだったんだね、と。

dp3 Quattroよ、喧嘩も多いと思いますが、これからどうぞよろしくね。