新しい相棒

日々、意味>新 2017.07.15 水島 七恵

根っからの運動音痴、体育の時間は身を小さくしていた私が2年前からトレーニングを始めました。正直、そんな私が果たしてトレーニングなんて継続するのか?と、自分で自分を疑いながら、おそるおそるその扉を開きました。扉の先は、プロのアスリートも通うジムでのトレーニングです。スポーツを愛し、ストイックに自分の身体と向き合う人たちが、見たことも触れたこともない様々な器具を使ってトレーニングしている。その光景を見ながら、すぐさま私は「ここに私の居場所はない。アウェイ過ぎる!」と心の中で叫んだことを今も鮮明に覚えています。

ところが、です。そんな私が2年経った今も辞めることなくトレーニングを続け、今度まさかのマラソン大会に出ることになりました。1キロ走れば膝が痛くなって立ち止まっていたこの私が、トレーニングの成果もあって5キロ走れるようになったのです。ちなみにこの5キロ。それは例えば皇居の周りを1周する距離であり、下北沢駅から目黒駅まで距離でもあります。そうやって自分が走れる距離を東京の街の距離感に置き換えると、街の見かたに変化がついてこれまたちょっと面白い。そして何より走っていると、日常とは全く違う時間を過ごすことになるので、1分、1秒がこれでもかというほど濃密に、自分に迫ってきます。
その濃密な時間をちゃんと自分に刻むために、この度新しい相棒を手にしました。写真のGARMIN ForeAthlete 35J、光学式心拍計内蔵のGPSランニングウォッチです。心拍数をモニタリングしながら、ランニングの距離、速度、場所を追跡してくれるこのウォッチを身につけて、私はマラソン大会に挑みたいと思います。

トレーニングを通じて身体と向き合うこと。身体を動かすこと。それは例えば体力維持やダイエットといった目的以上に、私にとっては自分の身体の可能性に気づくことでした。言い換えれば、自分が見てきた世界を揺らしながら、新しい風景を獲得することでもあります。苦しいけれど、楽しいのです。

ここからは、GARMIN ForeAthlete 35Jがその手助けをしてくれます。どうぞよろしくね!
GARMIN ForeAthlete 35J ブラック