加藤孝司の記事一覧

加藤孝司: 加藤孝司／かとうたかし
デザインジャーナリスト。東京は浅草生まれ。デザイン、クラフト、アートなどを横断的に探求、執筆。雑誌やウェブなどへの寄稿をはじめ、2005年よりはじめたweblog『FORM_story of design』では、デザイン、建築、映画や哲学など、独自の視点から幅広く論考中。休日は愛猫ジャスパーと過ごすことを楽しみとしている。
http://form-design.jugem.jp

2016.08.10

小石川と武蔵野には同じ響きがある。
デザイン小石川編。

小石川は東京の東部の山の手に位置し、山と谷とが連続する小石川台地と白山台地という起伏のある一帯をなしている。その南には現在東京ドームや後楽園遊園地のある小石川後...

072016

Special#12

芦沢啓治氏が考える、ハンガーラックのあり方

建築家の芦沢啓治氏が手がける家具には、いわゆるデザイナーがつくる家具とは異なる面白みがある。それは建築には欠かすことのできない構造の確かさであったり、これは芦沢...

2016.05.24

希望にみちたひかり

六本木ヒルズの屋上からみた東京の夕景。都市を照らすこの陽の光のように、これからのデザインが希望の光に満ちたものであることを心から願っている。

2016.04.20

民藝探訪。まちなか編。

民藝（フォーククラフト）は風俗のひとつになって久しい。観光地の土産物屋には民藝を唱ったみやげ物があふれ、日本的なみやげ物は民藝と結びつけられ売られ、語られること...

2016.03.20

民藝への旅。

高岡の町には近代になって建てられた建物が数多くの残る。それもその意匠から町民の暮らしが生き生きと感じられるなんとも心地のよい佇まいだ。東京の下町などでも時折見か...

2016.03.20

工芸かテクノロジーか。
工芸家、鎌田奈穂さんの金工。

宇宙望遠鏡、コンピュータ制御の切削機械、片手で持てるほどコンパクト化されたパーソナルコンピュータ、モバイルフォン、自動操縦機能付き自動車などなど、世界はかなりの...

2016.03.10

アスリート展、大原大次郎氏の境界線上の動線。

デザイナーの大原大二郎氏の「動線」。ここにはスポーツクライミングのルートが、既存の競技会場を拡張して描かれている。大原氏が描く繊細な線は日常と非日常の境界を軽や...

102015

Special#8

WECKを包んで贈る
HOW TO WRAP_主宰山本考志氏インタビュー

贈り物をすることが増えるこれからのシーズン。お店で包装してもらうのもいいが、自分で選んだ包み紙で、心のこもったラッピングをしてみたい。包むことをテーマにした...

2015.07.05

作為なくえらびかたちにするよろこび。
古本浩、「SCHOOL OF NPWーNPWの学校」曽田耕

「SCHOOL OF NPWーNPWの学校」は、東京は浅草の靴職人である曽田耕氏が考案したバッグ「NPW365」をつくるワークショップ。皮革産業において端切れ...

072015

Special#7

あの人の人生を変えた一品 vol.1
リドルデザイン代表塚本太朗氏　×　デザインの研究所和田健司氏

ほかの誰かにとっては普通のものでも、それを持っていることでモチベーションがあがったり、自分にとっては特別に意味のあるものがある。そんな自分を変えた”もの”との出...

012015

Special#5

わたしたちの日用品の現在性。
柳本浩市氏インタビュー

デザイン、日用品、雑貨、インテリアなど、私たちの日常を取り巻く、暮らしを豊かに楽しくしてくれるものたち。それらのありかたが時代とともにどのように変化し、どのよ...

Special#2

ティッシュケースの新しいスタンダードプロダクトデザイナー金山元太氏インタビュー

デュエンデの人気商品のひとつであるティッシュケース『STAND!』は、発売から8年経ち、いまなおロングセラーを続けている。移り変わりの激しい時代にあって希有な...

122013

Special#1

旅を連想させる家具
「WALL RACK」デザイナー真喜志奈美氏インタビュー

2004年にDUENDEから発表された壁に立て掛ける家具「WALL RACK」。物を置くことで安定し、自立するその家具は、身近にある道具を楽しみながら使うこと...