加藤孝司の記事一覧

加藤孝司: 加藤孝司／かとうたかし
デザインジャーナリスト。東京は浅草生まれ。デザイン、クラフト、アートなどを横断的に探求、執筆。雑誌やウェブなどへの寄稿をはじめ、2005年よりはじめたweblog『FORM_story of design』では、デザイン、建築、映画や哲学など、独自の視点から幅広く論考中。休日は愛猫ジャスパーと過ごすことを楽しみとしている。
http://form-design.jugem.jp

2019.11.29

人類の進歩と調和とは。

意味新ではこれまで数々のネタについて書いてきたけれど、それはすべて日々の気付きからインスピレーションを得て書いてきたものだ。人は何か、新しい発見をし、それを日...

2019.11.15

ミナペルホネンの挑戦

たまにはこれから始まる展覧会のことについて。ミナペルホネンはデザイナーの皆川明さんが、その前身となるミナを1995年に設立したことに始まり、来年で実に25周...

2019.11.01

壺と土。

青山のコズミックワンダーにて、安田都乃さんの土器。プリミティブな価値観で服づくりを続けるコズミックワンダーと深い関わりがあるという安田さんの器は、まさにその価...

2019.10.22

70cmの景色とくらし

70cmと聞いてどんなことを考えるだろうか？子供のころから親しんでいる30cmのものさしの2倍強、1mにも少し足りない長さ。とっさにその距離感は掴めないかもしれ...

2019.10.18

赤いバケツと景観の意識

みなさん、先日の列島を襲った台風では大丈夫だったでしょうか？被害に合われた方には心よりお見舞い申し上げます。日を追うごとに報道などで大変な状況であることを知り心...

2019.10.04

テキスト？テキスタイル？

デザイナー？の大江ようくんと出会って、もう10年近く経つのだろうか？たしか…(前にもそんなことを書いた気もするので割愛。。) 最近は仙台を中心に活動...

2019.09.20

Plaubel Makina 67のカメラカバー

最近仕事でもプライベートでも愛用しているカメラはプラウベルマキナ６７という、一本のフィルムで10枚の写真しか撮れないブローニーフィルムを使用した1979年に登場...

2019.09.06

トマソン或いは都市伝説

僕が影響をうけたもののひとつに超芸術トマソンがある。影響を受けたというか、すでに漠然と自分の中にあってそれに名前をつけてもらった、というものだろうか。超芸術ト...

082019

Special#37

彼らの世代のデザインについて西尾健史氏インタビュー

最近だと「TOKYO ART BOOK FAIR 2019」の会場構成や、ショップのインテリアや什器のデザインで注目されるデザイナー西尾健史さん。彼のデザインを...

2019.08.30

ルイ・アラゴン、あるいはシュールレアリズム文学。

ルイ・アラゴンはフランスの詩人にして小説家。シュールレアリズム運動の提唱者アンドレ・ブルトンと並んでシュールレアリズム文学の牽引者である。シュールレアリズムと...

2019.08.16

落書きとグラフィティ、もの派。

先日渋谷でみたアメリカの90年代を中心としたアート展には、現代美術の分野で世界的な評価を獲得しているアーロン・ローズやトム・サックスらの作品も展示されていた。8...

2019.08.02

すべては本質を問うことから始まるのではないだろうか。

先日、東京都現代美術館でおこなわれた国内最大となるアートブックの祭典「Tokyo Art Book Fair」には、４日間で3万人以上が来場し、あらためてアート...

2019.07.19

ホンマタカシの音楽映画

秩父は池袋から西武鉄道に乗車し辿り着ける東京近郊にあり、最近では自然の豊かな観光地として売り出し中だが、どこかミステリアスさをもった場所だ。写真家として知られ...

2019.07.05

機能主義、工業、芸術、モダンデザイン

先週の金曜日から東京・無印良品銀座のATELIER MUJI GINZAのGallery 2ではじまった「Archives: Bauhaus」展（2019年9月...

2019.06.21

街をいきいきとさせるもの。

昨日、トシさんの案内で6月15日に福岡にオープンしたばかりの「やず本や」に行ってきた。まず店名。やずとは、このお店を手がける青汁やサプリなどで知られる健康食品...